11.15.2009

Tokyo Motor Show(別冊)


RIZOMAというパーツメーカー(と思われます)。とくに何の説明も製品も置かず、ブースの真ん中に銀色の固まりが置いてあります。しかし、これがすごい。(たぶん)アルミニウムの削り出しでバイクの形を掘り出しています。工作機械の彫刻といったところでしょうか。削り出した工具の跡が表面に均等なラインとして残っていてこれも綺麗です。メーカーとしてはこんなでかいサイズの切削加工もできるぞというアピールなのでしょう。シート下のような空間を作れるという事は相当細かい加工が出来るようです。ほぼバイク1台まるごと削り出しが出来るという事は、バイクのボディをアルミに換えることも出来てしまいそう。カウルがアルミ削り出しのバイクってかなりかっこよさそう。

11.14.2009

参考|エコエゴ


Yahoo!のインターネットクリエイティブアワード2006の金賞作品で、エコエゴというFlashゲームです。

ココロンというキャラクターがエコで快適に暮らせる様にエアコンの温度を操作したり、ゴミの分類をしたり、遊ばせたりとするゲームです。環境にいい事をすると花が咲いていき、悪い事をすると海の水位があがって植物が枯れて...という様に変化していきます。

エコエゴ

11.12.2009

HCD07:Edward Tufte

人間中心設計特論の7週目はEdward Tufteの話。情報デザインに関する原則ともいえる方法について研究されている人です。Escaping Flatland:5つの方法について。

Micro & Macro Reading
引いた視点(上位情報)と寄った視点(下位情報)の両方を記載する。別々にしてしまうと2つのデータの関連性がわかりづらくなってしまう。


Layer and separation
情報を重ね合わせて示す事と別々にする事。重ね合わせることで理解しやすくなることが多い(操作方法の説明、物の部位の説明など)。ただし重ねる事で情報は複雑になる。


Small Multiples
小さい物を一覧できる様に並べるとそれぞれの違いを理解しやすくなる。1枚1枚見せられるとそれぞれの差異が見つけにくいが、大量のデータでも並べることで比較してその中の法則性や特徴を見つけたりする事ができる。


Color and Information
"色"という情報。色は存在するだけで情報を持つ。重要な情報は色を使う事で注意を引く事が出来る。


Narratives of Space and Time
位置と時間の軸、次元で表現する。言葉で説明するのが難しい事でも図にする事で伝わりやすくなる。


改めて言われると基本的で、しかも重要な事ばかり。色々なところで目にしている情報にはたいていこの5つの方法が用いられています。使われていても意識しないけど、無いと不便に感じるんだろうな。これからは意識して使っていきたい。

ワークショップではmicro & macroを用いて何かを考えることがテーマに。とは言うものの、表現する題材がすぐに出てこない。日頃何かmicro & macroで不便したこと...ということで考えたのは本棚。図書館で目当ての本を探すにはいつも案内図を見なければ迷うし、いくつかの種類にまたがっていると案内図まで戻ってまた探すの繰り返し。本棚の形をアルファベットにしてそれをインデックスとして機能させれば迷わず移動できると考えました。それにしてもでかいアルファベットがごろごろしてる図書館とか楽しそうです。近いうちに形もちゃんと考えよう。

11.11.2009

特別講義|秋田道夫さん

昨年に続き今年も大学の特別講義に来ていただきました。話のテーマはこの「10年」について。
継続は大事
大学に現役の人が話しにきてくれるという事は良い事
実際に会うとその後、雑誌を見ると文章がしゃべり出す
50を過ぎても成長し続ける人が居るんだという姿を見ていただいてモチベーションにしてほしい

この10年は深沢直人さん
10年の発明はプロダクトデザイナーという言葉
工業デザイナー:奥山さん、水戸岡さん
インダストリアルデザイナー:柴田さん
プロダクトデザイナー:深沢さん、秋田さん

山崎先生との出会い、毎日ID賞、32年前
心の師匠、マリオベリーニ、エンツォマリ、カスティリオーニ
イタリアのデザイナー
神様=マリオベリーニ
深沢さんが出すとヒットするほど時代と合っている
神様は今見ても普遍である

デザインは究極、アイデアとプロポーション
秋田道夫=プロダクトデザイナーと主張
自分のサイトのアドレスは自分の名前に(成功する10か条)
そして".jp"それは日本人という主張

インターネットとどう付き合うか
この10年で見られる人になろうと意識
デザイナーは見る事が仕事、見て感じる感性が大事
次は自分が見られる側であると意識する
笑顔と清潔感、歯の修理エピソード
クレバーでないからクレバーな振りはしない

デザインに詳しい雑誌、デザインを知りたい雑誌
後者からインタビューが良く来る


プチ展覧会、製品の写真を回覧そして先生と秋田さんの対談へ
ブログデザイナー=秋田道夫
製品は知らないけど名前は知ってる
作品があってしゃべって、しゃべって作品があって
アクシスに掲載されたのルーターのコンセプト
割った石(ルーター)の中に銀河がある
インターネット=銀河
プロトタイプ人気は下火

コード一本で情報のやり取りが出来る様になる→コクーン
HDDのような何をしているかわからない物を視覚化する
プロトタイプはなぜもてはやされて、だめになったか
プロトタイプは的確に未来を示していない
日頃出せない物をプロトタイプにしているだけ
深沢さんの白の家庭用品シリーズが衝撃となった
プロトタイプの中に夢、リアリティを

デザイン家電はプロダクトなのにグラフィックとして作られている
携帯電話も外側の話しか聞かれない
中から外に出る様な携帯電話を

この1年で10作品ほど増えた、がんばったらがんばれるんだなぁ
去年から旬です(笑)
20歳のころ感じてた事をいつか言ってやろうと思って今に
時代に合わせようとして失敗、自分のスタイルに
「どこまで形を単純化できるか」が自分の特徴
こういう人も居ていいよね、という事がわかったから


一プロダクトデザイナーになっていく過程が語られた様な気がします。自分のデザインスタイルが何であるのかわかるというのは自分のデザインの魅力の出し方がわかる事だと思います。「こういう人も居ていいよね、という事がわかった」と言えるのがすごいです。「笑顔と不自由を楽しんでいくことが大切」という言葉が印象的でした。



懇親会では先生の持っているデバイスタイルのコーヒーメーカーにサインを頂きました。ついでに11月11日の誕生日に講義が開かれた事に乾杯。

11.08.2009

Tokyo Motor Show(その他)



mazda 清 次世代デミオと思えるコンセプトカー。スカイGという新開発の低燃費エンジンを搭載し、ハイブリッドシステム無しで32km/lを達成しているそうです。(ショーモデルですが一応走れる様ですね。)実用燃費では20km/lほどでしょうが250ccのバイク並みの高い燃費性能です。フロントの細かすぎる造形が気になりますが、全体的に伸びやかなボディラインが好きです。



SUBARU ハイブリッドツアラーコンセプト。個人的にスバルの車としては好きですが、サイドからリアにかけてアルファロメオのブレラに似てます。前身が航空機メーカーというアイデンティティをデザインに取り込めると良いのですが。



数少ない海外メーカー展示ではLotusが出展。マットブラックのエリーゼはカッコいい。海外では写真ですがマット塗装をよく見るのですが日本ではあまり見ません。プロトタイプの様なイメージが逆に売れにくいのでしょうが、スポーツカーにはよく似合います。乗ってるバイクをマットブラックに塗ってみたい。



mazda RX-500 初めて実用化されたロータリーエンジンを紹介するコンセプトカー。レトロフューチャーってこういうのを表現する言葉なんだなと再認識。空も飛べそうだし、タイムマシンにも見える。

Tokyo Motor Show(ヤマハ)


ヤマハの電動バイクコンセプト。バッテリー問題で販売中止になっていたEC-02の後継モデルと思われます。まだデザインスタディの段階で、フロントのステアリング機構もセンターハブステアをイメージしている様ですが、たぶん一般的な形に変わると思われます。電動バイクはインホイールモーターとバッテリーがあれば走れてしまうのでスタイリングは相当自由に出来そうですが、個人的にはおもちゃっぽすぎるのでもう少しエンジニアリング的なかっこよさがあると良いです。




HV-X。あまり話題になってませんが、ヤマハが開発中のハイブリッドバイクです。もう既に走行テストも行っていてツーリングバイクとしてはかなり期待が持てそうです。カットモデルを見た感じだとエンジンは水平一気筒なので中型のスクーターモデルをベースに、バッテリーやインバーターを乗せた様です。最近はバイクにもAT限定が設定されて各社アメリカンとネイキッドとスクーターを足して3で割った新しいカテゴリーのバイクを出してきてます。



YZR-M1 motoGPに参戦しているヤマハのレーシングバイク。小さく軽量な車体で200馬力も出す怪物です。一般的な大衆車が重量1500kgで100馬力そこそこなのを考えればとてつもないスペックです。それにしてもスポーツバイクはこのアングルが好きです。前からぐっと絞り込まれていく過程に鍛え上げられた感じがします。

この他にもヤマハはLexus LFAの室内で聞こえるエンジン音のチューニングも行ったそうです。この辺はさすが楽器メーカーです。音質へのこだわりが自社のバイクにも出ると素晴らしいと思うのですが。

Shade 11が登場


そういえばそろそろ新しいのが発表される頃でした。7からShadeユーザーで今は10.5を使ってますが11にバージョンアップするかどうか。使ってみたい新機能としてはボリュームライト(舞台などで見えるスポットライトなどの光跡を表現する機能)くらい。今回は見送りかな。個人的にはRhinoのOSX版が早く出てほしい。

11.05.2009

HCD06:ルール化から生まれるデザイン

今回のテーマは佐藤雅彦さんの「ルール」の話。


自分の好きだと思うデザインを収集し、なぜ好きなのか、その法則・ルールを見つけ出して応用すれば好きなデザインが生まれる、というのが佐藤さんの手法だそうです。


グラフィック以外にもCMを多数手がけられており、「商品が売れるCM」のルールをこれまで放送されてきたCMと実際の売り上げを比較し、売れるCMにある要素をルールとして書き出されています。


ただ、そのルールを使うだけでなく佐藤さん自身の感性的な部分、トーンが合わさって完成しています。ルール化すると言う事は方程式を作ってしまう訳ですから、そこからオリジナリティを出していくにはルールを使う人のセンスも問われるということです。


・誰もルールかしていないものの法則性を見つける事の価値
・ルール化した先にどう応用するかの重要性


とても分析的なデザインですね。「笑いプロダクト」を研究している亀ちゃんにはいつも言ってます。今ある面白いと思うグッズはなぜ面白いのか、漫才の面白さはどこにあるのかなどなど。きちんとその「面白くなる」要素を分析して応用しなさいと。

11.02.2009

制作|エコ展再設計


大学内の工作センターで制作できる形を考えることと、水と空気の交換をスムーズすることを念頭に発電ユニットを再設計。高低差を付けたパイプ(オレンジ色)が気圧差を作り一方から水を流し、もう一方から空気を逃がします。問題は水車をまわす力を得られるかどうか。スペース上太いパイプを設置できないので、一本で水流が足りない場合はパイプを増設する仕様です。泡でも水車が回せれば上の整流部はなくても良いかもしれません。



見にくいですがスタイロフォームとストローで作った実験試作。水と空気の交換はスムーズになりましたが、あっという間に水が流れてしまいます。

11.01.2009

Tokyo Motor Show(トヨタ)


つづいてトヨタブース。iQは斜面に固定して並べられてました。この小ささを押し出すCMも多いですがちょっとやり過ぎ感がします。実際にここまで小さいメリットって少ないし。



トヨタの目玉と言えるのはこのFT-86。スバルとの共同開発によって作られ、トヨタブランドで制作されたコンセプトカー。スバルの水平対向エンジンによってかなり低重心に仕上げられているらしい。ただ、久々のスポーツカーとはいえ環境問題の騒がしい現代ではhonda CR-Zに比べてちょっと古くさい感じもする。しかしデビューは2年先なのでここからまたガラリと変えてくる可能性もある。



09仕様のF1 も見慣れてきました。モータースポーツも早く次世代化しないものだろうか?水素燃料なりEVなり新しいトップカテゴリが生まれればホンダも戻ってくると思うのですが。



そしてレクサス。以前取り上げたLF-Chですが、実物見てもちょっとなぁという感じです。あまり人気がないのかコイツの周りは人もまばらでした。HS250hやSC、LFAの方に人が集まってます。周りの声を聞いていても「微妙」という意見が多かったです。



そして国産スーパーカー、LFA。残念ながらドアとボンネットがオープン状態で全体のシルエットが見えない。サイドのインテーク以外は過剰な癖がないのですが、同じ値段なら外車とどっちを選ぶかな?LFA Artは良く作ったなぁと思うのですが、LFA自身それほど美しい訳でもないし、高級感以外にあまり見えてこない。



トヨタのカウンターでパンフを受け取って「え?」と思ったのがパンフの「薄さ」と「ちゃちさ」。Tokyo MOTOR SHOW Walkerって完全にフリーペーパークオリティ。不況を感じます。これに比べるとホンダはしっかり作ってたな。