iida AWARDに応募した作品、「ケータイが観る夢」をコンセプトにデザインしたケータイトレイとデジタルコンテンツ、memoriumです。
ライフスタイルプロダクトということで携帯電話を考えたとき、いつもユーザーと一緒に居るケータイは場所、映像、時間といった様々な記憶をユーザーと共有しているとてもパーソナルな電子機器という様に解釈しました。人と同じ記憶を持つのなら、ケータイは人と同じ様に夢を観ることができるのではないかという視点を持ち、ケータイが眠っている時間をデザインする「ケータイが観る夢」をコンセプトとしました。
memoriumはケータイが得られる様々な情報を「ケータイの観る夢」として布張りのスクリーンに投影します。記憶が蓄積していけば、ケータイはユーザーとの未来を夢に観れるようになるかもしれません。
Designed by Kimura & Mitsumaru
<追記>
iidaの製品ライナップを見てるとプロダクトグラフィックに偏りがちなので、今回の提案ではiidaというブランドが目指すLIFE>PHONEを意識して新世代のテクノロジーを取り入れて新しい「人とケータイのコミュニケーション」を作り出すことを目指しています。memoriumとケータイの接続はソニーが開発しているトランスファージェットなどを想定しています。(まだ製品搭載がされていなかったこともあってパネルにはbluetoothと書きましたが)コンペとして残念なのは結局プロダクトをグラフィックで見ている作品が選ばれている事で、先に出ている葉っぱの付いたACアダプタとの違いがはっきりせず、ちょっとありきたりかなと感じてしまいます。iidaの意味に期待したのですが。
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