6.01.2010

夜はやさしい@Miraikan

日曜はプラネタリウムの上映プログラム”BIRTHDAY”目当てに科学未来館へ朝から行ってきました。が、たかだかプラネタリウムと舐めてました。11時前に着いたのに最終プログラムが満席寸前。ここまで来て収穫なしではつまらないので、上映までの5時間を何とか消化し”夜はやさしい”を見ました。今度は開館前に並ぶことにします。

常設展示はやっぱり「詳しくない人」向けなので個人的にやや物足りない。内容よりも観せ方が気になります。多くの展示には「説明が始まるスイッチ」的な装置があるのですが、幾つかの凝った装置は操作に対する明確なリアクションがなくて戸惑いました。あとは、あまりにも「機械仕掛け」過ぎて何を表したいのか、何を見て欲しいのかが不鮮明な気がしたものもありました。


割と気に入ったのは「地球環境とフロンティア」。一番最初にあるこの展示はアクリル球を追いかけて上から覗き込むと映像がその中に浮かび上がります。物質の流れを球の動きで表現して、その時々のビジュアルを球の中に表現しています。このアクリル球と映像の表現、何かに使いたいなと思っていたらやられてました。


fuRoのハルク2。デモンストレーションも見てきました。高速歩行の健気さは観客の笑いを誘ってました。


GKで見たインターネット物理モデルも健在。もう少しボール(情報)の動きが見やすいと良いのと、やっぱり説明がないとこのボールが何を示しているのかパッと伝わってこないのが残念。子供の様子を見ているとピタゴラスイッチというかルーブ・ゴールドバーグ・マシンと同様な印象みたいです。そんなこんなで常設展を”2周”しました。


地球マテリアル会議は知っていたけど、たまたまこの日は公開ブレインストーミングをやってました。見に行ったときはもう終盤で話のまとめに入ってました。ちょっと後悔。



そして肝心のプラネタリウムは第二希望のプログラム「夜はやさしい」。5時間待った疲れもあって、眠りに落ちてしまいそうになるほど星空と音が心地良かったです。詩的で個人的には好きなプログラムでしたが、ちょっと物足りなさも。内容は地球上の6ヶ所の星空と環境音なのですが、見える星空にどういった違いがあるのかがわからなかったり、どういう場所から自分が見上げているのか手がかりが音しか無く、その土地をイメージするのが難しいなど。満喫するには相当な予備知識が必要そうです。あと、予約で満席のはずが空席も割とあったのは予約受付の改善が必要かもしれません。「バースデイ」に空席があれば入れて欲しかったです。


上映前にリクライニングシートから何も写っていない丸い天井を見上げて、乗り物酔いを起こしそうになって吐き気を我慢してたのはまた別の話です。


夜はやさしい|Tender is the Night
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/night/

日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/

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