4.11.2009

ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展

今日は銀座へ。ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展と09 TDCを見てきました。


ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー展はこれまたエルメスの建物内にあって、入り口にドア開ける店員さんがいるもんだから入るだけでも緊張する。

この展示会は2作品のメディアインスタレーションでジャネット・カーディフ作の「The Forty-Part Motet 40 声のモテット」とジョージ・ビュレス・ミラー作の「Night Canoeing ナイト・カヌーイング」ですが、興味深いのはジャネット・カーディフ作の「The Forty-Part Motet 40 声のモテット」。40人の声を別々で録音し、一人一台、スピーカーを割当てて合計40台で再生する単純に言えば「ものすごいサラウンドシステム」。

ただ、円を描く様に並んだそれぞれのスピーカーが一人の人となり聖歌隊を形成することで、通常の録音と再生では体感できない立体の音楽を感じられます。(下はYouTubeのビデオ)



会場は黒いスピーカー40台とベンチだけという無機質な感じですが、目を閉じると全く違う空間に感じます。立つ位置によって聞こえ方のバランスが代わり、盛り上がる部分で全方位から音に包まれる臨場感が新鮮です。小学校の頃、合唱部に所属していたのを思い出しました。



09 TDCで気になったのはグランプリがユニクロや佐藤可士和websiteのインタラクティブコンテンツだったこと。印刷物が大半の中でこういった動的な作品がグランプリというのは時代なのかなと。

0 件のコメント:

コメントを投稿