以前から「あってもええんやない?」とサンタと話したこともあったのですが、この度、先生の一声で山崎研のウェブサイトを作ることになりました。
制作目的は研究室活動の紹介や学生の研究、作品紹介などを通して山崎研究室を知ってもらうことになると思います。が、普通のサイトを作ってもつまらない、デザインの研究室として、山崎研だからできる楽しいウェブを作ろうと思います。
ある程度やってみたい構想があるので次週の研究室会で相談したいと思います。
9.24.2009
修論|Open Lab.
オープンラボに展示した修論のパネルです。
試作が失敗に終わったので、またどうやって作るか色々と考えているのですが・・・これだっという形に行き着かない状態でこの連休ずっと唸ってました。にしてもエコ展の最終発表は迫っているので他にも何かしら考えなくてはいけないのがつらい。
卒研でも感じたのが「考えて」「作って」「試す」を繰り返すってことがとても難しいです。PC一つで済ませられるWEB系の方が遥かに短時間でこの3つが出来るのに比べ、モノ系は材料の調達と加工にも時間が必要だし費用面からもあまり失敗できないので最初の「考えて」も重要、そして何より作ったものが思い通り動く保証も無い訳で。作ったはいいけど動かないが心にも財布にもつらいです。
「考える自分」と「作る自分」と「試す自分」がそれぞれ別なら効率良いのに、と企業こうして仕事を細分化してきたのだなと感じます。
9.22.2009
雑記|気がかりな・・・
carview LEXUS LF-Ch (フロンクフルトモーターショー )
レクサスの5ドアハッチバックのコンセプトカー・・・失礼ですが「整形失敗した?」って顔に見えます。曖昧なキャラクターラインと妙に複雑な凹凸で、きたなく品がない安っぽいカスタムカーみたい。ノーズだけ造形が複雑すぎてバランスが悪いし、この顔でレクサスは何を訴えたいんだろう。
carview BMW Vision Efficient Dynamics(フランクフルトモーターショー)
同じコンセプトカーならBMWのVision EDの方が断然良い。とても複雑な作りをしていますがラインがとても明快で気持ちが良く、普通にカッコいいと思う。コンセプトカーの目的が違うにしてもなぜこれぐらい出来ないのだろうか。
今年は東京モーターショーが開催されます。出展数は少なくなりそうですが、CR-Z(ハイブリッドスポーツ)などハイブリッド、EVなど次世代の車が出てくると思われるので少し楽しみです。
9.17.2009
作品|Hyper Heavy Duty "G"
SMILE EXPERIENCE 09にて展示された「大学院講義:情報デザイン技術特論」のプロジェクトの1つである「Hyper Heavy Duty Communication Tool : G-SHOCK」の解説記事です。
■Affection Design
日本の各年代を代表するプロダクトを1つ取り上げ、その製品がもつデザイン言語を読み取り、過去、現在、未来の視点でとらえて分析を行い新しい提案を行う。
(クリックすると大きい画像が開きます)
プロジェクトメンバー
・居郷 翔 blogigo
・押田 幸宏 UNDER SIGN
・木村 友昭 Thinking About...
・深井 将史
・村山 君学
9.14.2009
修論|AQUA'S (1)
エコ展と絡めて1つ目の制作を進めています。
AQUA'Sとは小さな水力発電ユニットでこれを活用した、照明器具を合わせて作っています。コンセプトは「エネルギーの生産と消費をプロダクト内部で完結させるエネルギー循環型プロダクト」で、砂時計の様に容器内で水の流れを作りそのエネルギーを電力に変換します。
これがAQUA'Sの本体です。内部はモーターとタービンを直結するシンプルな仕組みになっていますが、ケースは二重になっていてその隙間を水が流れ、さらに外側の樹脂内に空気用の通気路が掘ってあるという複雑な構造になっています。
実際にアクリルパイプの中に収めて実験してみましたがみごと失敗です。
水道からの水であれば回転したのですが、密閉された容器ないでは水流と空気が干渉してタービンを止めてしまう様です。それを考慮して通気路を作っておいたのですがあまり効果が無かったみたいです。また、水の流量を押さえないと10秒ほどで流れきってしまいました。(アクリルパイプは500×φ45)せめて1分ぐらい保たせたいところです。
9.13.2009
雑記|iPhone復元中
iPodシリーズの新製品発表と同時にiTunes 9とiPhone OS 3.1が配信されたのですが、アップデートしてから調子が悪くスリープ解除でもたつきます。再起動しても直らず、今ちょうど復元作業中です。
最近iidaから新機種が発表されましたがやっぱり普通の携帯です。他の端末に比べればお洒落なんですが、新しさや魅力を感じません。PLYのタブキーというアイデアは良いと思うのですが、全て機能の割り当てが決まっているという点が残念。この「タブ」は紙のファイルで言う「インデックス(索引)」で、自分が良く開く部分や気になる部分を自由に記録し整理するものです。そういう視点で見るとユーザーにあまり自由度が無いのは気になります。まあiPhoneほど人によって使い方が様々ではないので、気にするほどではないのでしょうが。この「タブ」はスマートフォンに適用した方がイメージにも、用途にも合うかもしれません。携帯市場はメーカーの統合やSMS互換など色々変化を見せています。もっと自由なケータイが作れる様に、使える様になれば面白くなると思う今日この頃です。
やっと復元終わりました。バックアップ、初期化、復帰で1時間ぐらいかかりました。
9.15 追記
結局、フリーズ現象が収まらずもう一度復元作業。途中、復元に失敗してiPhoneがリカバリーモードからもとに戻らなくなるトラブルも。
最近iidaから新機種が発表されましたがやっぱり普通の携帯です。他の端末に比べればお洒落なんですが、新しさや魅力を感じません。PLYのタブキーというアイデアは良いと思うのですが、全て機能の割り当てが決まっているという点が残念。この「タブ」は紙のファイルで言う「インデックス(索引)」で、自分が良く開く部分や気になる部分を自由に記録し整理するものです。そういう視点で見るとユーザーにあまり自由度が無いのは気になります。まあiPhoneほど人によって使い方が様々ではないので、気にするほどではないのでしょうが。この「タブ」はスマートフォンに適用した方がイメージにも、用途にも合うかもしれません。携帯市場はメーカーの統合やSMS互換など色々変化を見せています。もっと自由なケータイが作れる様に、使える様になれば面白くなると思う今日この頃です。
やっと復元終わりました。バックアップ、初期化、復帰で1時間ぐらいかかりました。
9.15 追記
結局、フリーズ現象が収まらずもう一度復元作業。途中、復元に失敗してiPhoneがリカバリーモードからもとに戻らなくなるトラブルも。
9.05.2009
参考|moonbell
月周回探査機「かぐや<SELENE>」が収集した地形データを音程に見立てて再生する「moonbell」というwebコンテンツ。地形データのこういう活用は盲点、とても面白い取り組みで「月の歌」というとロマンチックな感じもします。
moonbell / JAXA
http://wms.selene.jaxa.jp/selene_sok/
操作方法が今ひとつわかりにくいのですが、「再生設定」を「space_opera」にして聴くのがいかにも宇宙っぽくておすすめです。
修論|背景と目的
■テーマ
「テクノロジーと人を結ぶデザイン」
■研究背景
近年、人は目覚しい技術発展の中に居るが多くの人は技術を「自分の理解の及ばないもの」と考えている傾向がある。自動車を運転したり携帯電話を利用したり、多くの人が様々なテクノロジーを利用しているがその仕組みについて理解しているユーザーというのは少ない。「なぜエンジンは動くのか」簡単にでもその仕組みについて説明できないユーザーがほとんどなのである。
それでも人が技術を使えるように複雑な部分を隠してシンプルに見せたり、扱いを簡単にする様にデザインの領域でも工夫がなされてきた。しかし「なぜ機能するのか?」を知らずに使う事は将来予期しない危険を伴う様に感じ、モノが意に反した動きをした場合、人はテクノロジーに裏切られた様な嫌悪感を抱く可能性もある。テクノロジーがさらに発展する未来に対して、多くの人がテクノロジーについて理解を深める必要があると考える。
またモノの仕組みや構造の理解を用意にすることは、どう扱えば壊れないか、具合が悪い原因が何なのかが分かるという事でもある。これはひとつの製品を長く使うためのヒントになったり、ユーザーによる修理が可能にもなる。持続可能な社会を目指すことが現代社会の目標でもあり、その観点からも意義があると考えられる。
■目的
本研究はユーザーがモノの動く仕組みや構造等の理解を促すことを目指し、プロダクトデザインを中心にその方法について検証する物である。
(まだ書きかけです。言葉の見直しなどがあると思います。)
「テクノロジーと人を結ぶデザイン」
■研究背景
近年、人は目覚しい技術発展の中に居るが多くの人は技術を「自分の理解の及ばないもの」と考えている傾向がある。自動車を運転したり携帯電話を利用したり、多くの人が様々なテクノロジーを利用しているがその仕組みについて理解しているユーザーというのは少ない。「なぜエンジンは動くのか」簡単にでもその仕組みについて説明できないユーザーがほとんどなのである。
それでも人が技術を使えるように複雑な部分を隠してシンプルに見せたり、扱いを簡単にする様にデザインの領域でも工夫がなされてきた。しかし「なぜ機能するのか?」を知らずに使う事は将来予期しない危険を伴う様に感じ、モノが意に反した動きをした場合、人はテクノロジーに裏切られた様な嫌悪感を抱く可能性もある。テクノロジーがさらに発展する未来に対して、多くの人がテクノロジーについて理解を深める必要があると考える。
またモノの仕組みや構造の理解を用意にすることは、どう扱えば壊れないか、具合が悪い原因が何なのかが分かるという事でもある。これはひとつの製品を長く使うためのヒントになったり、ユーザーによる修理が可能にもなる。持続可能な社会を目指すことが現代社会の目標でもあり、その観点からも意義があると考えられる。
■目的
本研究はユーザーがモノの動く仕組みや構造等の理解を促すことを目指し、プロダクトデザインを中心にその方法について検証する物である。
(まだ書きかけです。言葉の見直しなどがあると思います。)
9.03.2009
Open Lab.|Smile Experience '09 予告
9月18日(金曜)17:00〜20:30に千葉工業大学津田沼キャンパス7号館1Fにて山崎研究室のオープンラボが開かれます。オープンラボと同時にギャラリー(9/18~20)も開設して盛りだくさんです。ぜひ見に来て下さい。
オープンラボにあたってギャラリー用に2作品の準備と修士研究発表のパネルとプロトタイプを作らねばなりません。ああ、忙しい。おまけにバンド演奏があるかも。ああ、忙しい。
Good Design Expo 09
サポートスタッフのアルバイトで準備から搬入、搬出まで色々手伝いながらプロの方々の話を聞いて勉強してきました。車両関係のユニット7を担当していたのですが、今年よりも来年の方が電気自動車など新しい世代の乗り物が出て来るので面白くなりそうだとの事でした。
今年の乗り物で言えば車よりもeneloop bikeの様なモーターアシスト自転車がかなり目新しい感じでした。最近、アシスト自転車のルールが改定され1の力に対して2のアシストが可能になり、EXPO中の公開プレゼン審査では松井さんが「全く違う乗り物」と言われてました。続けて「ここまで出来るのなら自転車とは違う形のモビリティを考えても良かったのではないか?わざと『自転車』にすることでユーザーは違和感を感じはしないが魅力的にも見えない。eneloop bikeとして全体のデザインと生産が行えるのなら、既成概念にとらわれない新しい乗り物の提案があっても良かった。」とのこと。eneloop bikeどこかで試乗できないかな。
以下は参考記事(一部の記事はメンバー登録が必要です。)
ここからは気になった物を。
UTB-0 : 普通のクロスバイク、だけどクオリティが半端無く高い。一体成形かと思うほど溶接跡がわからない。プロダクトとしてシンプルで綺麗。搬出に来てたお兄さん達も楽しい人達でした。
鍵盤ハーモニカ・エレアコモデル : 個人的に色々思い入れのある鍵盤ハーモニカ。エレキのモデルがあるなんて思わなかった。
QLD-101 : モジュール構造のテーブルランプ。ブロックの様に組み替えられて色々な形になります。
ANOBAR : サポートスタッフにはいろいろと思い入れのあるアノドスのアノバー。簡単に言うとRSSリーダーがPCから独立したもの。部屋にあっても良いかなと思う品。
歩行アシストロボット : ホンダの歩行アシストロボット。会場巡回中にこれがあればすごく楽だったんじゃないかと思う。こういう開発デザインの部署があれば入りたい。
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