9.05.2009

修論|背景と目的

■テーマ
「テクノロジーと人を結ぶデザイン」

■研究背景
近年、人は目覚しい技術発展の中に居るが多くの人は技術を「自分の理解の及ばないもの」と考えている傾向がある。自動車を運転したり携帯電話を利用したり、多くの人が様々なテクノロジーを利用しているがその仕組みについて理解しているユーザーというのは少ない。「なぜエンジンは動くのか」簡単にでもその仕組みについて説明できないユーザーがほとんどなのである。

それでも人が技術を使えるように複雑な部分を隠してシンプルに見せたり、扱いを簡単にする様にデザインの領域でも工夫がなされてきた。しかし「なぜ機能するのか?」を知らずに使う事は将来予期しない危険を伴う様に感じ、モノが意に反した動きをした場合、人はテクノロジーに裏切られた様な嫌悪感を抱く可能性もある。テクノロジーがさらに発展する未来に対して、多くの人がテクノロジーについて理解を深める必要があると考える。

またモノの仕組みや構造の理解を用意にすることは、どう扱えば壊れないか、具合が悪い原因が何なのかが分かるという事でもある。これはひとつの製品を長く使うためのヒントになったり、ユーザーによる修理が可能にもなる。持続可能な社会を目指すことが現代社会の目標でもあり、その観点からも意義があると考えられる。

■目的
本研究はユーザーがモノの動く仕組みや構造等の理解を促すことを目指し、プロダクトデザインを中心にその方法について検証する物である。


(まだ書きかけです。言葉の見直しなどがあると思います。)

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