3.12.2010

Cyber Arts Japan


講演を聞いてからひと月も経ってしまいましたが、サイバーアーツジャパンの展示を見てきました。


シンプルに面白いと思ったのは「まばたきの葉」。空気の煙突に瞳が描かれた葉っぱ状の紙を差し込むと、上から紙が噴き出してくるという物です。落ちてくる時に葉がクルクルと回り瞬きに見えるのですが、大量に葉が舞い落ちてくるのは単純にきれいです。何回も集めては舞い落ちる葉っぱを眺める行為を繰り返してしまいました。横で小さな子も夢中になってました。インタラクションが明解でわかりやすいのが良いです。


逆に残念なのがテノリオン。設定が全くわからず、表面のパッドを押しても思った様に使えませんでした。いろんな人が触って設定を変えてしまうからだと思うのですが。


奇怪な動きをするロボット入りぬいぐるみを街頭に放置したら人はどんな反応をするのか。表情を操作するデバイス、ちょっとした人体実験です。人が失ったしっぽ。磁性流体による動く彫刻。ナンセンスな楽器、本当にナンセンス。うねうねして見えるモール。ポストペット。生き物みたいな構造体などなど。


ポストペットは昔、VAIOを使ってた事もあって一時使ってみたのですが、登場が早過ぎた感が在りました。当時メールでやり取りする相手もそんなに居なかったので。感覚的にmixiの牧場コミュニケーションに近いので、今ならケータイなどにメールアプリとして入れれば流行りそうな気がします。ちなみにこのブースだけ写真OK。


美術鑑賞というよりはエンターテイメント体験ですね。一種のアトラクションです。同時開催の展示会とは雰囲気が全く違います。展示は今月中に終わってしまうので、興味のある方はお早めにどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿