
去年の夏に近所のショッピングモールで初めて開催交渉から展示までこなした、4年有志の作品展示会「Park」を開いたのですが、そのときとは全く勝手が違うのに戸惑っています。何を進めるにも学校の承認が必要なのです。学科主催の展示会で、クライアントが学校と考えれば当たり前なのですが、学生が企画する事が既に想定外の体制の様で思っている以上に作業が進みません。
DMは当初の予定より2週間も遅れ(それでも妥協が重なりました)、やっと具体的な会場や冊子制作に入れるのですが、この忙しい時期に2週間の遅れはかなり厳しいと感じます。DMはほぼ全員作業でやってきましたが、これが裏目に出た気がします。話は広がるけれども最終的にまとまらない、というのが今の感覚です。「Park」はそれでも自分たちで書いたスケジュールになんとか乗せて行動していたのですが、最終的な決定権が無い今回、今のペースで作業を続けるとかなりまずい。
今後は冊子、サイン、会場に各自専念する方が効率的と考えています。他のメンバーに意見を求めてもそれは参考に留めて、最終的に良い悪いを判断するのは各担当にしないと満場一致で意思決定をしていては決める時に決められない事態を今後も繰り返してしまいそうです。
こういうイベント事に関わっていると、高専の吹奏楽部で定期演奏会を開いていた時のことを思い出します。開催までに至る仕事の手はずは代々、先輩から受け継いできました。今思えば、いつ何をやるべきかわかって行動できたことが、最終的に演奏会のクオリティを上げるための時間を増やす結果になっていたことを実感します。それでもトラブルは付き物ですが。
来年も後輩が学外展を企画するなら、その時に使えるノウハウを残したいと思います。
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