2.26.2009

学外展|方針の決定

今日、学外展に関するいろいろな方針が決まりました。

この1週間ほどいろいろな先生と話をしましたが、第一の間違いは学外展という展示会の趣旨が学生と学科で完全に違っていたこと。「選抜作品の展示=学生の晴れ舞台」ではなく、あくまで学科の紹介、PRに重きが置かれる事です。言わば会社で言う企業説明会の様なものだった訳で、他大で言うところの卒展とは全く違う訳です。去年も3年の選抜で出展したのですが特に開催趣旨、学外展の位置づけに関する説明は無く、今回の誤解に至ったという所です。というわけで冊子に関しても活動紹介という皮をかぶった作品集という形にはする事が出来ましたが、コスト等の問題で卒研は各作品見開き2ページから1ページに減量され、21cm平方の冊子が普通のA4となりました。いろいろ手伝ってくれた方々に申し訳なく思いつつ、現在編集作業が行われています。

会場に関してはプロセスをオブジェ化する計画を断念。ヒルサイドテラスの景観規制にも引っ掛かるため、垂れ幕の様な大きな宣伝物を設置できないことも判明し、色々考えてきた事に関してダメだしを受ける事に。そんな中で死守したのは研究論文や制作報告書、資料などをファイリングして自由に閲覧できる様にする資料棚とキャプションの設置です。展示会として足りないものを補って+αしたぐらいですが、時間的制約や諸問題で実行するアイデアを一本化して押し通すくらいしなければ、去年と何も変わらない可能性もあると。

今年度の成果としては冊子の作品集化の第一歩を踏み出したこと、千葉工大デザインの特色として研究論文、報告書のファイリングとその展示、会場レイアウト提案の3点ほど。レイアウトについては去年から思い切って整列から動きを与えることにしました。夜なべしたかいあって、一応プランは通ったみたいです。ファイルや棚の制作、キャプションデザインなどやる事は溜まってますが、なんとか動き出せそうです。



没になった作品集プランについては学生に希望を募り、とりあえずデジタルデータで作品集化して個人で製本できるくらいにはしたいと思います。

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