今週の人間中心設計特論は先生の経験談を交えて、Paul LandとRichard Sapperのデザインについて。
■2つのデザインアプローチ
・論理的な手法を活用してデザインする
→プロセス、様々な手法を用いる
・センスや体験(経験)でデザインする
→IBMではセンスのあるコンサルタント(Paul Land、Richard Sapper)を招いた
■Universal ⇔ Context
・ユニバーサルな美しさ
→時代や場所にとらわれない誰にでも共通する美しさ
・コンテクストな美しさ
→時代や地域を象徴するような美しさ
■Richard SapperとPaul Land
・プロトタイプは実寸で制作する。
→大きさに対して感じ方は、同じ形であっても異なる。
・methodとsens
→自由に見えるデザインの中にも彼らのルールがある。
→絵画から取り入れた色と動きを与える「斜め」の要素[Paul Land]
→幾何学的な造形の中に少しのユーモアを与える[Richard Sapper]
・Content [誰が、いつ、どのように] + Form [形、色、レイアウト] = Design
→Paul Landの「良いデザイン」の条件とはこの式が成り立つこと。
→Contentの考え方がHuman Centered Designのプロセス
・プロダクトに入れるロゴもプロダクトデザインの領域で考える。
・デザインとして素晴らしいものがアートにも通じる様に心がける。
・自分の仕事に対し常に第3者として評価できることが大切。
・才能とは教えられるものではなく自ら学ぶことで身につける。
→なぜ「それ」が美しいのか常に問うこと。本質を見つける。
■自分のアイデンティティとは?
・工業高等専門学校での機械工学の知識
・レスキューロボット開発チームに学生研究員として関わった経験
・大学でのデザインの知識と技能
・音楽的感性?
Richard Sapper(wikipedia)/(デザイン・トレンド)
Paul Land(wikipedia)/(at the MIT media Lab.)
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