11.24.2009

修論|論理化にあたって

ぼちぼち研究のまとめ方を考えねばなりません。とりあえず「テクノロジーと人を結ぶデザイン」というテーマでワークショップやコンペに作品出して突っ走ってきた訳ですが、一つの技術に注目している訳ではないので、一つを磨き上げる行程を書き上げると言うよりはデザインの発想法として研究を考えた方が良いのではという話に至りました。


リサーチや評価手法による問題の洗い出しなんかについては良く研究されているのですが、問題はそこからどうオリジナリティのあるアイデアを出すか。いわゆるビジョン提案とか価値創造というところの研究がこれから必要とされているわけです。


山崎先生の人間中心設計特論(来年にはイノベーションデザイン特論と名前を変えるそうですが)では著名なデザイナーのデザイン手法を知り、自分のデザイン手法を見つけて実践してみると言う事をやっているのですが、まさにこの授業そのものが修論じゃないかと。


・デザイナー
・プロダクト/サービス
・ユーザー
・シーン(プロダクト/サービスとユーザーの関わり、環境)
・ドメイン(企業やブランド)


上の要素の関連をどう作るか。この修論ではこれを組み立てるアプローチを考える事になりそうです。修論としての作品にはある程度「テクノロジーと人を結ぶ」というテーマに対して共通した考え方を意識しつつ行っていたので、成果が出たコンペもある事だし、自分の研究の構造化と後日ある表彰式・懇親会ではその辺りを審査員の方々などに伺ってこようと思います。


とりあえず今日の研究室会のメモ書き。

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